2014年8月4日 くにまるジャパン

4日のくにまるジャパンでは加藤陽子さんを招いて近代史について。

インタヴュアーの方は「坂の上の雲」の日露戦争は自衛戦争だったという内容を持ち出しましたが、加藤さんは、朝鮮半島のここまでが日本の権益でここまでがロシアの権益という調停が上手くいかなかったので始まった。「日本が生きるか死ぬかというほどの重要な戦争だったかは疑問なんですね」と訂正。


情報戦については、日本の不当なやり方を訴えたり「当時は中国側の方がメディア戦略が強かった」とのこと。これはこの前の「故宮」の番組などを観ても彼我の差はかなりあったなという印象。


お役人が満州に行けば仕事もあって良いんだよ、といって満州に行った。これを侵略といわずして何と言おう。とのことで現代の「電源三法交付金」との類似性を指摘。


歴史を武器として使ってくる周辺各国に対しては「日本も重要な歴史的なものを武器として使うくらい国民も良く知ろうというのが大事じゃないかと思うんですね。」という提案。

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