未来世紀ジパングの「アジアで沸騰!北海道ブームの裏側」は北海道の大地の魅力と、地域の人の明るい観光戦略が楽しい好特集。
アジアではどこでも「北海道」と商品名に付ければ売り上げが伸びるらしく、フィリピンでは北海道の紀行番組が日曜日の夜十時台にやって今まで打ち倒せなかったライバル番組を破って大好評なのだそう。
一つは雪というのがすごく魅力的なようです。同じような感じでは中国東北部や極東ロシアも面白そうですけど、北海道の方が気候がちょうどよかったり観光が発達していたり、インフラ・法律面であったり、土地として魅力的なのでしょうね。
帯広の人がアジアの観光客を招きたいので、北海道庁に行くとまかりならん、と言われ、国に掛け合っても、まかりならん、といわれたとのこと。
訳のわからん亜細亜の人が来て交通事故でも起こしたらどうするんだ、と言われたとのこと。
本当にいわゆる名誉白人根性の差別意識丸出しで、どうしようもないと思います。そういった差別意識の中で実利を失っていくのは今の国の姿そのままです。
それはやっぱり福沢諭吉が一万円札に刷られているのが象徴的でしょう。これも、アジアに人たちから観たらとんでもない人間をお札にしていると思いますよね。そのような観点すら国にはないのです。
ちなみにリサーチは財部誠一さんですけど、この人の話は面白いですよね。
名前に「財」が入っているのも目を惹くところで、前に今和次郎さんが考現学を始めたのは名前に「今」が入っていることと関連しているんじゃないかということを書きしたけど、財部さんも財が付くのでこのお仕事に就かれた部分があるのではないですかね。
なかなか子供のころから経済評論家・ジャーナリスト・学者になりたいと思う人はいないと思うんですよね。そういう中で、名前が手掛かりという人も結構いるのではないでしょうか。
前に少し触れましたけど、有名な経済評論家(学者)に金子姓の人が二人いる(いた)のも偶然ではないでしょう。
やはり名前に「金子(きんす)」が付いていると経済の方向に進みたくなるのだと思います。ちなみに竹中平蔵も長谷川平蔵と銭を投げる銭形平次がなんとなく混同されてたまたま経済学に来てしまったものでしょう(断定)。
名前に彦左衛門とかつけられて、大久保彦左衛門と大久保長安が混同されて、金山でも探していててくれれば、今のような害は及ばなかったかもしれません。
話は飛びましたけど、好特集でした!
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